チェーン・ポイズン
なんと1年半ぶり・・・いや、もっとかな?・・・本を読みました。
これまで、めまいや目のかすみで本が読めなかったし、何読んでいいかわらかないし、本屋へ行っても落ち着かなくなり、1年半以上も経ってしまいました。
「本が読める」・・・そんな当たり前のことができなかった・・・そして、できるようになったことが喜ばしいです。
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チェーン・ポイズン 著者:本多 孝好 |
あまりにも平凡な毎日を送る三十代半ばの独身OL。毎日、会社に行っても雑用に近い仕事だけ、いやな仕事を押しつけられても断ることなく律儀にこなし、たまに当てこすりや嫌味を言われ、それでも言い返すこともなく生きてきた女性。ある日、高野悦子の『二十歳の原点』という本を見つけ、それに触発されて日記ならぬブログを始めるが、それも長続きしない。「死にたい」と書くと「シネ」というコメントがつけられたりする。
会社に行くのも嫌になり、公園のベンチに座っていると背後からしのびよる影。
「死にたいのなら1年待ちませんか? 待ったご褒美を差し上げます」
その人物はそう言って立ち去る。1年・・・それで「ご褒美」がもらえるなら悪くはない気がする・・・。彼女は自分に生命保険をかけ、1年のカレンダーに1日ずつバツ印をつけて過ごしてゆく。
物語は彼女の独白と、立て続けに服毒自殺した人物とのかかわりを追う雑誌記者の独白が交差しながら進んでゆきます。「あら、このOLやっぱり自殺してしまったんだ・・・」と早々とわかるのですが、そこには思わぬどんでん返しが・・・・。
高野悦子の話は最初で消えてしまいますが、思わぬキーワードであったことがあとでわかります。『二十歳の原点』は高校生のときに読み、私も触発されて日記をつけ始めました。日記は5冊ぐらいはあったでしょうか。『二十歳の原点』はつまらない、時代の幻想に溺れただけの女子大生の戯言のように批判されていることもありますが、高校生の私には衝撃的でした。
偶然とは言え、この本に惹かれたのは、高野悦子のせいなのだろうか・・・


ヽ(´▽`)/

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