アマゾンからご褒美

An Innocent Client (Joe Dillard) Book An Innocent Client (Joe Dillard)

著者:Scott Pratt
販売元:Onyx
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こつこつとアフィリエイトをやっていましたら、アマゾンから1580円のギフト券がやってまいりました・・・あ、メールでですが。

早速、師匠の『最終弁護』の原書と越前先生の誤訳に関する本を買いました!

うれしいな、うれしいな・・・

というわけで、また貼り付けます(笑)

「天使と悪魔」もすでに公開されてますが、やっぱり原作の方が面白いわ・・・となりそうな気が・・・(まだ観てないけど)

最終弁護 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Book 最終弁護 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者:スコット・プラット
販売元:早川書房
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越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書) Book 越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)

著者:越前 敏弥
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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『復讐はお好き?』

師匠の訳書、カール・ハイアセンの『復讐はお好き?』をやっと読了しました。

長いけど、面白かった! 師匠のボキャブラリーの豊富さには感服します。

勉強会のメンバーの方は内容をご存知だと思いますが、夫に殺されかけた妻の復讐劇です。夫・チャズは結婚2周年記念のクルーズ船旅行の最中に、妻・ジョーイを甲板から投げ落とし、てっきり死んだものと思っていました。ところが妻は元水泳部の副キャプテン、泳ぎの達人です。島暮らしの元捜査官ミックに助けられ、ふたりで復讐計画を練り始めます。ふたりと言ってもリードしたのはミックのほうですが・・・。

チャズは水質管理局に勤める生物学者。化学肥料で汚染された沼地の水質検査をしていましたが、そこには裏がありました。それに、脳より下半身のほうが活発に動くタイプ・・・。かなり下ネタも多く出てきます。

師匠に「幻聴がある」という告白をしたとき、「ハイアセンの作品にも、そういう人物が出て来る」とおっしゃていました。それは、ぼろぼろのローリング・ストーンズのべろ出しTシャツに、ミリタリー・ブーツ、頭にはシャワーキャップという珍妙な格好をした老人で、ハイアセンの他の作品にも登場するそうです。師匠が心配してくれるのも無理はありません(^^;

主な登場人物で際立っているのは、トゥールという、チャズの用心棒。「原人」だの「エテ公」と呼ばれる毛むくじゃらの大男なのですが、ある人物との出会いから、性格が変わっていきます。ここらへんはホロリとさせられます。

ハイアセンの作品でも、これは「最高傑作」と解説に書かれています。まだまだ日本での知名度は高くありませんが、ぜひ読んでみてください。

復讐はお好き? (文春文庫) Book 復讐はお好き? (文春文庫)

著者:カール ハイアセン
販売元:文藝春秋
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(田村義進訳)

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ひこうき雲 『その日の前に』より

Chicocoさんお薦めの短編集『その日の前に』(重松 清/文春文庫)を読んでいます。

「ひこうき雲」はその最初の作品です。

読み始めて「え、この人、伊丹空港のこと書いてるの?」と思いましたが、羽田空港のことですね(^^;  飛行機が「くじら」ほどの大きさに見える場所に住んでいた主人公。パンナムが一番好きだったそうですが、私も! 

クイズ番組の賞品「パンナム航空で行くハワイ旅行」というのが、憧れの時代でした。

主人公の「ベン」ちゃんは飛行機がとても好きなのです。それも国際便が。

同級生で、嫌われ者の「ガンリュウ」と呼ばれている女の子が病気で入院しました。皆でお見舞いの色紙を書いて贈ることにしたのですが、書く言葉が浮かんできません。「ガンリュウ」を本気で心配している子などいないのです。「ガンリュウ」はどう見ても白血病だの不治の病にかかるタイプには見えない、気丈にして頑健な女子でした。

お見舞いに行った帰り、はじめて、ひこうき雲を見ます。ひこうき雲は空港から離れていないと見られないのです。

200903121742000

ベンちゃんは「ガンリュウ」のことは好きではないけれど、複雑な気持ちになります。大人になり、妻の祖母が偶然「ガンリュウ」が入院していた病院のあった町の老人ホームに入所しており、面会に行くことになります。

「長く生きすぎてしまったひとの涙は、ガンリュウの・・・中略・・・涙と同じだと思った」と人生の半ばに差しかかった「ベン」ちゃんこと勉は考えます。

人生も折り返し地点に達すると、やはり「老い」や「死」のことを考えずにはいられません。ひとの死に接することによって、「生きることの意味」を噛み締めるのが年を取っていくということなのかもしれません。

その日のまえに (文春文庫) Book その日のまえに (文春文庫)

著者:重松 清
販売元:文藝春秋
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『納棺夫日記』

オスカー獲得映画『おくりびと』の原作である『納棺夫日記』(青木新門著・文春文庫)が届きました。

つい先日、ア○ゾンから「発送が遅れるのでキャンセルも可能」とあったのに、突然今日届きました(´ρ`)ぽか~ん

最近、とんと本が読めなかった私でも、一気に読めました。それは簡単な文章で書いてあるからとか読みやすいから、ということではありません。納棺夫の仕事について書かれているのは1章と2章で、3章は民俗学的、哲学的、宗教学的、かつ科学的に「死」について考察されています。みくびってはいけませんぞ! すごい読書家であり、勉強家の方です。

もともと詩人になりたかったそうで、大学に入ったものの60年安保闘争の時代、休講が多く、母上のお店を手伝っているうちに自分も店をやりたくなって、芸術家の多く集まるバーを始めたそうですが、ずさんな経営で倒産。子どものミルク代にも事欠き、やむなく広告にあった葬儀社に勤めるようになったそうです。最初は叔父から「この仕事を辞めなければ絶交だ」と言われたり、妻から「けがらわしい」と言われたり、自分でも渋々仕事をしていたようですが、昔好きだった女性の父親が亡くなり、その納棺を引き受けた時に、かの女性が付き添って汗を拭いてくれたり、愛情のこもった瞳で見送ってくれたことから、仕事に誇りを持つようになったそうです。それからは、いろいろ勉強し、「どこの医学部を出られたのですか?」と問われるまでになったとか。

詩人を目指していただけあって、宮澤賢治や金子みすず、高見順の詩などが引用されています。詩人というのは、実益を伴いにくい職業であり、実生活では周囲に疎まれ、迷惑をかける存在だが、そういう人は「光を見てしまった」のだと書かれています。

「光」とは親鸞のいう「仏は不可思議光如来であり、如来は光である」・・・その光のことだそうです。太陽の光でも月の光でもない超越した光です。今の僧侶はどうも金勘定に走りがちで、「死者の顔から目をそむけている」とおっしゃいます。ほんとに、そんな気がします。そうでない真の宗教家もおられるとは思いますが・・・。

先日から「なんかこの家にいると調子悪いな、盛塩でもしようかなぁ、でも、なんで塩なんだろう」と思っていたところ、その回答も書かれていました。

「死」は忌み嫌われるもの・・・ましてや死体を扱う職業は差別される。私も子どもの頃、火葬場というのが非常に恐ろしく、そちらの方角を向くのさえ嫌でした。昔の火葬場は今のような近代的設備でなかったせいもあります。生活のためとはいえ、そのような職業に就いてしまった著者が、本書のような境地に至るには多くの苦難があったと思います。

なかなか難しい本ですが、お薦めです。

納棺夫日記 (文春文庫) Book 納棺夫日記 (文春文庫)

著者:青木 新門
販売元:文藝春秋
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今読んでる本

なんとか2冊目に挑戦しています。

石田衣良の『眠れぬ真珠』です。

眠れぬ真珠 (新潮文庫) Book 眠れぬ真珠 (新潮文庫)

著者:石田 衣良
販売元:新潮社
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 病院の帰り、本屋に寄ってみると売り上げ4位となっていました。

 石田衣良らしくなく(?)かなりエロいシーンもあります。モジモジ(。_。*)))4

 45歳の独身版画家の女性が主人公で、更年期を迎えながらも年下の映像作家に恋してしまう・・・しかし、年上の愛人もいて。今は映像作家が版画家の仕事の様子をインタビューを交えて撮影しているシーンが続いています。

 たぶん普通の人なら2日もあれば読めるんでしょうが、私はすぐ寝てしまうので休み休みです。昨日も朝から寝て、ときどきは起きたけど、昼から5時まで寝てしまいました┐(´д`)┌ヤレヤレ

 まぁ、ゆっくりとやりたいと思います。

「HEY×3」は見ましたよ! 嵐のCD売り上げ1位、2位独占ということでの出演でした。"上海での恥ずかしい初体験”は笑えた!

アカスリをしてもらったそうですが、全裸になり、「(おじさんが)×××をぺろんと上げるんですよ!」ってニノが!!! もちろん放送されてないけど、まぁ、なにを言ったかはわかります(笑)そういうことを平然という屈託なさも嵐の魅力ですね。

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チェーン・ポイズン

なんと1年半ぶり・・・いや、もっとかな?・・・本を読みました。

これまで、めまいや目のかすみで本が読めなかったし、何読んでいいかわらかないし、本屋へ行っても落ち着かなくなり、1年半以上も経ってしまいました。

「本が読める」・・・そんな当たり前のことができなかった・・・そして、できるようになったことが喜ばしいです。

チェーン・ポイズン Book チェーン・ポイズン

著者:本多 孝好
販売元:講談社
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あまりにも平凡な毎日を送る三十代半ばの独身OL。毎日、会社に行っても雑用に近い仕事だけ、いやな仕事を押しつけられても断ることなく律儀にこなし、たまに当てこすりや嫌味を言われ、それでも言い返すこともなく生きてきた女性。ある日、高野悦子の『二十歳の原点』という本を見つけ、それに触発されて日記ならぬブログを始めるが、それも長続きしない。「死にたい」と書くと「シネ」というコメントがつけられたりする。

会社に行くのも嫌になり、公園のベンチに座っていると背後からしのびよる影。

「死にたいのなら1年待ちませんか? 待ったご褒美を差し上げます」

その人物はそう言って立ち去る。1年・・・それで「ご褒美」がもらえるなら悪くはない気がする・・・。彼女は自分に生命保険をかけ、1年のカレンダーに1日ずつバツ印をつけて過ごしてゆく。

物語は彼女の独白と、立て続けに服毒自殺した人物とのかかわりを追う雑誌記者の独白が交差しながら進んでゆきます。「あら、このOLやっぱり自殺してしまったんだ・・・」と早々とわかるのですが、そこには思わぬどんでん返しが・・・・。

高野悦子の話は最初で消えてしまいますが、思わぬキーワードであったことがあとでわかります。『二十歳の原点』は高校生のときに読み、私も触発されて日記をつけ始めました。日記は5冊ぐらいはあったでしょうか。『二十歳の原点』はつまらない、時代の幻想に溺れただけの女子大生の戯言のように批判されていることもありますが、高校生の私には衝撃的でした。

偶然とは言え、この本に惹かれたのは、高野悦子のせいなのだろうか・・・

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猫のあしあと

猫のあしあと Book 猫のあしあと

著者:町田 康
販売元:講談社
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町田康さんの『猫にかまけて』の続編です。

亡くなったヘッケという猫の兄弟を探していた作者。猫を保護するボランティア団体に頼んで探してもらいますが、連れて来られたのは、どう見ても探しているのとは違う猫。それでも、ムゲに断るのも可哀想に思えて引き取ってしまいます。猫エイズに感染している猫や、手のひらに乗るぐらいの小さな仔猫・・・自分では餌も食べられない仔猫を懸命に育てていきます。

中には命を落としてしまう猫もいるのですが、町田康さんの猫に対する愛情がひしひしと伝わってきます。観察眼も鋭く、表現が面白いのですぐに読めてしまいます。

猫にワクチンを打つときの注意点であるとか、外に出すとストレスも多く危険だということが書かれていますが、うちはしょっちゅう外に出ているので、「いいのかなぁ・・・」とちょっと不安になってしまい。出かけているチャッピーを思わず探しに出てしまいました。

案の定、クロ兄さんと鉢合わせで、門柱の上で動けなくなってたのを保護?いたしました(笑)

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青春

僕の音盤青春記 1971-1976 Book 僕の音盤青春記 1971-1976

著者:牧野 良幸
販売元:音楽出版社
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 ダンナが買ってきた本ですが、この牧野さんという方(イラストレーター)同年代らしく聴いていた音楽がよく似ています。

 中学の頃、ラジオでポール・サイモンがソロで歌っていた曲がよくかかっていたのですが、どうしても曲名が思い出せなくて困ってたら、ちゃんと書いてありました。『母と子の絆』です。カーペンターズの『スーパースター』もよくかかっていたのですが、それも書いてありました。

 牧野さんは愛知県岡崎市の出身で「坊主頭にどてら姿」で洋楽を聴いていたらしいです(^^;   ダンナに「どてら、着てた?」と聞かれ「まさか」と答えましたが、よく考えたら母が縫ったものを着てました!! 似たような青春です(笑)

 レコードが高いのでお年玉で買うしかなかった青春時代。牧野さんはビートルズからフォーク、プログレに行ってしまったようですが、私はハードロックでした。

 大学は関西大学だったそうですが、私は関西から名古屋へ行ったので逆です。

 ビートルズの『カム・トゥギャザー』を聴いて、イントロの「シュッ!」という音にぶっとんで、「これ、よくなかったら交換してください」とレコード屋に持っていったというのが笑えます。よく交換してくれましたよね(^^;

 今日も美容院で80年代のロックばかりかかっているので聞いてみたら店長(75年生まれ)が好きだそうで、「この頃の音楽はよかった。ほんとはツェッペリンとかかけたいけど、お店ではねぇ」と苦笑してました。

 久々に昔の曲が聴いてみたくなりました。ちなみに初めて自分で買ったレコードはミッシェル・ポルナレフの『シェリーに口づけ』ですわ・・・(年齢バレバレのネタだ・・・)

シェリーに口づけ Music シェリーに口づけ

アーティスト:ミッシェル・ポルナレフ
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2000/04/26
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猫にめろめろ

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関西の情報誌『Lマガジン』が猫特集です。

看板猫のいるお店の紹介が掲載されています。「世界中の雑貨と古本のお店 Colombo (南船場)」一度行ってみたい。猫本フェアも開かれるそうです。

お客様の膝にちゃっかり乗ってしまう喫茶店「WRIGHT商会」(京都・寺町)の猫ちゃん・・・膝に乗ってもらいたい。

昔から有名なエスニックカフェのカンテ・グランデ(中津)にも「売り物のストールの上に寝てしまう」猫ちゃんがいるそうです。

もちろん、以前行った猫カフェ『猫の時間』もイラストレーターさんのレポ付で紹介されてます。

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ま、うちにも猫いますから、猫を膝に乗せてお茶してればいいんですが、たまにはよその子にも触れてみたいものです(^^;

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魂萌え!

魂萌え ! Book 魂萌え !

著者:桐野 夏生
販売元:毎日新聞社
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23日の夕方からやっていたNHK土曜ドラマ再放送『魂萌え!』にハマって原作も読みました。

ドラマでは主人公、「関口敏子」を高畑淳子、夫の愛人を高橋恵子が演じていました。途中からでしたが、ちょうど杉浦太陽くんが出ていて、「なんだろう?」と思って見始め、太陽くんはチョイ役だとわかったのですが、内容が面白く釘付けになりました。

「敏子」は59歳の専業主婦。4歳年上の夫が定年退職して、これから夫婦で楽しもうという矢先に夫が心臓麻痺で急死します。夫の趣味は蕎麦を打つこと。師匠である「今井」が訪ねてきたことから、蕎麦打ち教室にはあまり来ていなかったことがわかり、10年来の愛人の存在が発覚します。

今までそれほど世間の荒波にさらされることなく平凡に生きてきた敏子の心がざわざわと揺れます。

その上、ミュージシャンになるため、アメリカに行ったまま8年も帰って来なかった息子が嫁と子どもを連れて帰国、同居すると言い出します。ドラマでは息子を山本太郎、嫁に猫背 椿とキャラクターの立つ役者が演じていて面白かったです。息子は母と折り合いが悪く、帰国したのも遺産目当て。妹も遺産分割という話になると、目の色を変えます。

身勝手な息子と娘、愛人の存在などに悩まされてプチ家出をする敏子。カプセルホテルに泊まり、そこで知り合った老婆とその甥のおかげで騒動に巻き込まれますが、敏子は今まで知らなかった世間というものを知るようになります。

愛人との対決、自分に言い寄る男の出現、3人の同級生との葛藤などがリアルに描かれています。桐野夏生というと、『OUT』しか読んだことがないのですが、本作はミステリーではなく、初老の女の孤独と寂寥感、老いへの恐怖を描いた作品で、主人公よりはまだ若いですが、共感できる作品でした。

1月には映画も公開されるそうです。

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嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一生 (上) Book 嫌われ松子の一生 (上)

著者:山田 宗樹
販売元:幻冬舎
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嫌われ松子の一生 (下) Book 嫌われ松子の一生 (下)

著者:山田 宗樹
販売元:幻冬舎
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ドラマでも内山理名主演で、はじまりました。内山理名のぎょろ目がちょっと気になるけど・・・(^^; (で、このドラマ、コメディタッチでもある)

珍しく上下巻を3日で読んでしまいました。映画化もされたので、内容は知っている方も多いでしょう。

国語教師だった川尻松子が校長のセクハラ、修学旅行先での盗難事件から学校を追われ、文学青年との出会い、死別、トルコ嬢への転落、殺人、服役、元教え子との出会い、そして別れ、孤独な死を遂げるまでを描いています。

今、ドラマでは学校を追われるところまで・・・その原因になったのが龍 洋一という教え子。中学3年生です。

のちに、この教え子と同棲することになるんですが、松子を陥れた龍 洋一には松子に恋愛感情がありました。不良のレッテルを貼られ、盗難事件の犯人と決めつけられた(実際に犯人なのだけど・・・)彼は、松子に恋焦がれていただけに憎悪も激しかったのでしょう。

松子は、二度、洋一に「裏切られる」ことになり、自暴自棄の生活を送ります。

教師になったとき、まだ処女だったような女性が、いったん堰を切ると男性に頼っていきていくしかない、生きがいが「男」になってしまうのが哀しいです。松子は頭もよくて手先も器用なので、ひとりで生きていくこともできたはずなのに。

けれど、人間はそんなに強いものじゃない。何かに頼らないと生きていけない、というのもよくわかります。

「自分と一緒にいたら松子をダメにしてしまう」と去っていった洋一ですが、それは逆でした。洋一を失って、松子はダメに、「嫌われ松子」になっていったのです。生きがいを失うというのは人間を壊していくのですね・・・

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花も実もない人生だけど

花も実もない人生だけど Book 花も実もない人生だけど

著者:中村 うさぎ
販売元:角川書店
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えーー、前述のCさんには「あなたは、中村うさぎとは違うんだから!! 上見たって仕方ないでしょ?!」と手厳しいことばをもらっている私ですが……そして、そう言うのも無理ない話で、中村うさぎさんという人は作家として名を成している人であります。

ええ、ええ、一緒にして、どうすんだ??? って話ですよね。

でも、また古本屋で買ってしまいました(^^; (印税に寄与してなくてすいません。お金ないもんで)

「時には努力を放棄してみましょう」

と書いてありました。

「努力は尊い。人間は誰でも努力して自分を磨き、そして、その努力はいつか結実するものである・・・中略・・・世の中には「努力」だけではどうにもならないものもあるし、いくら頑張ったって結実しない「努力」だってあるのだ」

「負けちゃいかんのかね? 投げ出しちゃいかんのかね?」

「負けることや諦めることを学ばなければ、われわれは際限ない地獄で苦しむはめになる」

自分を苦しめているのは、「努力しているのになんで報われないの?」というジレンマ、「自分が思い描く自分になれないことへの憎悪」なんだそうである。

「自分が思い描く自分」とは何なんでしょう・・・

有能な自分? その有能さゆえにお金を儲けられる自分? あるいは、美人で誰からも愛される自分、でしょうか。

無能でも、自分で有能だと思いこめる人は、これはこれで幸せですが、世の中は「評価」というもので成り立っていて、よっぽど脳天気じゃなければ、「評価」というのはヒシヒシ感じるもので、それに打ちのめされるのは当然です。

小中学生の自殺が相次いでますが、教師も、同級生も「その子」に何を求めていたのでしょうか。自分の求める像に合わない子を疎外していく、仲間はずれにしていくことで、狭い心地の良い、同じ価値観だけの世界に安住していれば、楽なんでしょうね。

きっと、いじめられてた子たちも「どうしたら、いじめられなくなるんだろう? どういう風に努力したらいいんだろう?」と思っていたはずです。この子たちにとって、「努力をやめる」=「死ぬ」ことに他ならないのでしょう。

これは、小中学生だけじゃないですね。大人でもそうです。死なないで楽になる方法はないのでしょうか。

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最近読んでる本

えーー、猫ばっかりといわれているので、本読んでるところなどアピってみます(^^;

ホテル・アイリス Book ホテル・アイリス

著者:小川 洋子
販売元:幻冬舎
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17歳の少女が主人公です。ある海辺の安ホテルのひとり娘で、毎日母親の手伝いで、ホテルの用事ばかりさせられています。そこに現われるひとりの老人。

ロシア語の翻訳家で、無人島にひとりで住んでいるのだそう・・・

身なりはきちんとしているのに、娼婦といざこざを起こしたり、万年筆の修理のことでもめごとを起こしたり、町でも「変人」と囁かれています。

その老人と少女の恋、というのでしょうか? 決してプラトニックではありません。この老人、かなりのロリータで、変態です。

予想された通り、少女は若者とつかの間の恋を楽しみ、老人は嫉妬に狂い、悲劇的な結末に陥りますが・・・結末が安易な気がして、少し物足りない気もしました。

ホテル以外に外へあまり出ない淋しい少女と孤独な老人にだけ通じる複雑な愛情(というか痴情)関係を描いています。

東京アンダーワールド Book 東京アンダーワールド

著者:ロバート ホワイティング
販売元:角川書店
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日本のヤクザ世界を描いたものですが、力道山の秘密や政財界とヤクザの癒着を暴いたノンフィクションで、外人の目から見ているところが興味深いです。

翻訳書としては、かなり読みやすい文章です。体言止めが多くてパターン化している部分もありますが、売れる本というのは、こういう風に書かないといけないのだな、と勉強になります。

戦艦武蔵 Book 戦艦武蔵

著者:吉村 昭
販売元:新潮社
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先日、亡くなった吉村昭さんの作品で、こういうのはめったに読まないのですが、父が戦艦に乗っていたというので、気になって手に取りました。

まだ、あまり進んでませんが、武蔵の一部の設計図が紛失して、設計者たち拷問にかけられるというむごいシーンがあります。つまらない仕事に嫌気がさした設計室の少年が「なにか事を起こせば、やめられる」と考えて、ゴミ袋に入れてしまったというのが真相ですが、設計図一枚で、拷問にかけられるという恐ろしい時代だったのだと痛感させられます。

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『出口のない海』

出口のない海 Book 出口のない海

著者:横山 秀夫
販売元:講談社
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昨日は終戦記念日。

『出口のない海』は、もうひとつの特攻隊、人間魚雷に乗った青年の話です。

人間魚雷「回天」というのは、空の特攻隊に比べるとほとんど知られていません。

もともと野球が好きなだけの普通の大学生だった主人公が、終戦近くになって、狩り出されることになり、「特攻」とは知らずに、その作戦に応じてしまいます。

青年のまわりには、いろいろな人たちがいます。お国のためなら命を惜しまない、早く死にたい、ぐらいの人もいれば、死にたくない人もいます。

青年も死にたくはありませんでした。結果的には「特攻」では死なないのですが、命を失うことには違いはありません。

今書かれた本だからそうなのかもしれませんが、「お国のためでも、やはり死にたくない」という思い、淡い恋、野球仲間とのエピソードなどが盛り込まれ、退屈せずに読める本です。

それにしても、小泉の参拝は、いったいどういう気持ちでやっているのでしょうか? 美化しすぎでは・・・?

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猫好き文筆家

とらちゃん的日常 Book とらちゃん的日常

著者:中島 らも
販売元:文芸春秋
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文筆家の人って、なぜか猫好きが多い気がします。町田康もそうだし・・・

中島らもさんは、「とらちゃん」という美猫を仕事場で飼ってたそうで、その可愛さにメロメロになっていたとか。それも、「黒門市場」のペットショップで買ったそうなんですが、雑種でも「売ってる」んだとびっくり。

「とらちゃん」のあとに「ふくちゃん」という片肢のない猫もやってきます。私が最初に拾った猫も「ふくちゃん」(今は、なぜか「ペペちゃん」になってしまった)。

その他に、チチ松村(ゴンチチ)さんとユニットを組もうという話になって、らもさんは自分の名前を「チャッピー」にする、と言ったそうです。偶然だけど、ちょっとビックリ。

らもさんの死後、2匹の猫はどうしてるのかな? 猫って、飼い主がいなくなっても、どうもないのかな? しっかりと今飼ってくれてる人になついているのでしょう。

それにしても、この人、多作だし、40代以降もロックバンドやったり、すごいわ。テレビで見たときは、ただの酔いどれのオッサンだったけど。

猫舌三昧 (単行本)
柳瀬 尚紀

ジェームズ・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」を訳した有名翻訳家の柳瀬さんも猫好きだそう。。。

二日酔いの朝、断水で水が飲めず、ふと見ると愛猫の飲み水が・・・

「これ、飲む?」と愛猫が猫語で尋ねた、っていうんですが、猫って、確かに「しゃべる」んですよね。 ずっと一緒にいると、そんな気がしてくるんです。

柳瀬さんは英文学者なので、学識も高く、古今東西の著作を片っ端から読んでらっしゃる様子、古典にも造詣深いし、やはり本物の翻訳家というのは、こうでなくてはいけないのだろうな。。。(ま、私にはちょっと無理ですが)

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『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上   岩波文庫 青 550-1 Book レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1

著者:レオナルド ダ・ヴィンチ
販売元:岩波書店
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『ダ・ヴィンチ・コード』で一躍脚光を浴びたダ・ヴィンチの手記だそうですが、なかなか面白いことが書いてあります。

「感情多ければ、悩みの中でも大きな悩みあり」

そうだ、そうだ。感情があるから悩みも起きるのだ。鈍感なら悩まなくてもいいのだわ・・・

「希望が死ぬと願掛けが始まる」

そうだ、そうだ・・・最後は「神頼み」って日本人だけじゃないんだよね。

「食いたくないのに食うな。軽く食べよ」

そりゃそうだ!! 無理に食べる必要はないのだ。腹八分目ってことですね。

「便所は待つな。ためらうな」

これ、めちゃくちゃ面白い! 日本の若い女の子に教えてあげたいです。トイレに行くのをためらってると病気になります。恥ずかしいけど、排出行為は大切です!

「頭は休め、心は爽快にしていること」

ほんと、そうです。頭がぼんやりしてたら、間違いを起こします。疲れたら眠る。嫌なことは忘れて、さっぱりしてないとダメですね。

ダ・ヴィンチは15~16世紀に生きた人ですが、今でも通じることを教えてくれます。

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『天使と悪魔』(中)

天使と悪魔 (中) Book 天使と悪魔 (中)

著者:ダン・ブラウン
販売元:角川書店
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中巻に入りました! 

コンクラーベ(教皇選出の会議)に出席するはずだった4人の枢機卿の運命とヴァチカン爆破という大命題を追って、ラングドン教授と美人物理学者ヴィットリアが活躍します。

この中でラングドン教授が「キリストの誕生日は12月25日じゃない。3月に生まれたんだ。聖書にも書いてある」と言ってるので、びっくり!!!

クリスマスはキリストの誕生日じゃなかったのか???

そもそもキリストの誕生日は明確ではなくて、単に異教であるミトラ教のお祭りが12月25日(太陽神の誕生を祝う)で、ミトラ教からキリスト教に改宗させるために、その日を「キリストの誕生日」と定めたのだとか・・・

な~んだ、それ・・・

しかし、3月に生まれたという情報も、調べたところ「受胎告知が3月25日だった」とあるだけで、「生まれた」とはないので、ダン・ブラウンの勘違いでしょうか?

ちなみに1月6日とする教会もあるそうだし、「野宿の羊飼いが・・・」って真冬に野宿ができるはずがないので、初夏ではないか、という説もあるそうです。

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『天使と悪魔』

天使と悪魔 (上) Book 天使と悪魔 (上)

著者:ダン・ブラウン
販売元:角川書店
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とりあえずまだ上巻です(^^;

『ダ・ヴィンチ・コード』に引き続き、映画化が決定しているとか・・・

主役はやはりラングドン教授。(こちらのほうがリリースが早い)

物理学者であり司祭でもあったヴェトラ博士が無残な殺され方をし、象徴学者のラングドン教授が呼ばれる・・・場所はジュネーブのCERNという物理学研究所。

この作品ではキリスト教と科学の対立を描いています。光子、正物質、反物質など、理系でないととっつきにくい単語が頻出します。

「正物質と反物質がぶつかりあうと相殺しあって消滅するときに莫大なエネルギーを発する」ってことらしいんですが・・・

その反物質のサンプルを作った博士が殺され・・・

この「莫大なエネルギーの生産」こそ「天地創造の瞬間」だとする博士とその養女。(美人で物理学者でもある・・・たいがい出てくる女性は魅力的ですな)

教会にとって「天地創造」は神が行なったこと・・・それをエネルギーに置き換えられたんじゃ困るわけでしょう。

『ダ・ヴィンチ・コード』のようにヒットはしないかもしれないけど、著者の博識ぶりには驚かされます。

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「ゴッホ殺人事件」

Gohho 「ゴッホ殺人事件」高橋克彦著

「ダ・ヴィンチコード」が話題沸騰しているなか、絵画投資が過熱気味だそうです。

投資ファンドもできているそうで・・・・

ゴッホの「アルルの女」が40億円で売買されたとか・・・

ゴッホは生前、1枚しか絵が売れずに極貧のまま「自殺」しました。

この本は、ゴッホの死が「自殺」ではなく、「他殺」ではないか、という疑いのもとストーリーが進められます。本当だったら、相当な話題になるはずですが、「ダ・ヴィンチコード」と違って、ほとんど話題にもなっていない様子・・・

しかも、未発表の作品が50点も埋もれている設定なのですが・・・

日本人、ゴッホ好きなはずなんだけどなぁ・・・

上下巻で、まだ「上」しか読んでないので評価しにくいですが。。。

どこが「ダ・ヴィンチ」と違うところなのか。上下読んでから、また考えてみたいと思います。

この記事を書き始めたとたん、テレビで吉永小百合が「ゴッホは日本の色にあこがれていました」とナレーションが!!

こういうことってありませんか? わたしはよくあるのです。

パソコンで、今、読んでいる文字、書いているのと同じ文字列がテレビから音で聞こえてくることが・・・。偶然なんだけど、よくあるのでびっくりしてしまいます。

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